6月5日、函館へミニ大根の様子を伺いに向かいました。今年はめむろ農協がミニ大根の生産をやめる等、ミニ大根の生産を行って下さる生産者の方々が年々減っています。
生産者の木村さんです。
当日は、晴天で気温も20℃。圃場を見せて頂くには絶好の日よりとなりました。ミニ大根も順調に育ち6月15日の週からの出荷には十分間に合う状況です。
木村さん『もうすこし雨が欲しいんだよなぁ』と、ミニ大根を抜いてきて下さいました。
木村さん『ほら、見てごらん。全体的にまだ太りきれていない。重量は十分だけれども
味一はもっとふっくらした状態がいいんだよ』
木村農園さんのミニ大根は非常に綺麗で日持ちをします。
その理由と拘りは、
まずすべてのミニ大根を手作業で抜きます!!
その後、ミニ大根はデリケートですぐに打ち身がついてしまうため
毛布を敷いたカゴの中に一定数を入れて大切に扱います。
それをすぐ近くのご自宅にある洗浄機で洗い、箱詰め、冷蔵庫へ。
木村さん『手間暇掛けて育てたミニ大根、組合員さんの食卓まで責任を持ちたいじゃない
ですか。どんどん生産が減っている中、私はまだまだ増やしたいと思います。
来年は10万本までいけるよ!10月もやれるよ!!!』
と、笑顔で答えてくださいました。
どんどん減っていくミニ大根の生産を支えて下さっているのは、拘りと使命感。そんな木村さんのミニ大根を組合員様にお届け致します。木村さんのミニ大根の時期は6月15日から7月20頃の収穫まで。その後は、群馬県、北海道 十勝エリアへ産地リレーしていきます。
以前は大根の半分の大きさということで安売りアイテムとして取り扱われてきましたが、今ではその品種の特性を知ってご利用下さるファンの方が増えています。
カブの血を引くミニ大根。
サラダにしては、普通の大根より瑞々しい食感と甘みが!
煮物にしては、繊維質が気にならず、柔らかくしっとりとした上品さを味わえます。
木村さんの拘りミニ大根!今年も宜しくお願い致します!!