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ビーツ
ほのかな甘み、鮮やかな赤紫が特徴です。
ウクライナ発祥の伝統料理「ボルシチ」に使われる食材として有名です。
栄養効果にも注目されています。
ビーツは見た目(色素)だけの食材ではなく、そのスーパーではなかなか目にすることはありませんが、
コロナウィルスに日々直面するご時世だからこそ、
「食べる輸血」と言われる北海道産 ビーツの魅力をご紹介します。
生産者:けんぶちVIVAマルシェ
弊社でお取り扱いしている主な仕入れ先は、
けんぶちVIVAマルシェさんです。

北海道上川郡剣淵町にあります。
新千歳空港から車で北に走って3時間くらいの距離です。
ビーツはもちろんですが、カラフルじゃがいもと言った、
他ではあまりお目にかかれない品種を生産・販売しています。

ビーツってどんな味がするの?
生で食べると食感はシャキシャキしており、
食味は例えづらいですが、甘いカブとじゃが芋が混ざったような味といえます。
糖度については、弊社のポケット糖度計で測定したところ、
個体差はありますが8度前後でした。
8度は一般的なミニトマトや中玉トマトが5~6度なので、
それよりは高い糖度ということになります。
※あくまでも簡易的な測定の結果なので参考程度でお願い致します。
ビーツは煮込むと芋のようなホクホクとした食感になります。
煮込むことで土臭さが和らぎ甘みが増してくるのが特徴です。
どんな栄養効果があるの?
栄養効果については、その効果を保証するものではありません。
成分名:ベタシアニン

ビーツの鮮やかな濃い赤紫色は、ポリフェノールの一種です。
期待できる栄養効果 | 抗酸化力 |
成分名:カリウム
カリウムは不足すると食欲不振やむくみを招く原因となります。
期待できる栄養効果 | 血圧を調整、細胞の代謝 |
成分名:オリゴ糖・食物繊維
オリゴ糖と食物繊維は、腸内の健康維持に役立ちます。
期待できる栄養効果 | 善玉菌を増やして悪玉菌を減少 |
成分名:ビタミンB6・葉酸
代謝にかかせないビタミンです。
期待できる栄養効果 | 健康な肌を維持 |
その他、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、パントテン酸、ナイアシンなど
ビーツを美味しく、栄養価の高い状態で食べるには?
ビーツは皮をむいて、薄くカットすれば、生で食べることも可能です。
土臭さが気になる方は、一度下茹でをすると良いです。
下茹でする場合の注意点は以下の通りです。
ビーツを下処理する場合は、皮をむかずに過熱します
皮をむいてしまうと、せっかくの栄養と色素が薄まり流れてしまいます。
竹串を指して火の通りを確認するのも同上です。
お湯から取り出す目安は、皮が簡単に剥がれるくらいです。
茹ですぎると食感が残らないので、少し食感が残るくらいが食べやすいと思います。
ビーツのおすすめ調理方法
定番のボルシチ

ボルシチと言えば、ビーツですね。
難しそうに見えますが、材料を用意したら煮込んで味を調えるだけです。
ビーツのサラダ

生で食べると”シャキシャキ食感”と”ほのかな甘み”があります。
土臭さが気になる方は、上に記載した通り、
一度下茹でをしてからカットして盛り合わせると良いです。
鮮やかな色味なので、サラダの赤色担当として役目を発揮します!
保存方法は?
冷蔵保存をする場合は新聞紙やビニール袋などに入れて、野菜室で保存します。
長期保存には向いていないので、お早めの調理をおすすめします。
冷凍保存をする場合は、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
解凍後は崩れやすいので、スープなど煮込み料理に適しています。