百合根(ユリネ)

【商品紹介】北海道産 百合根(ゆりね)の魅力をご紹介します!

年末に近づくにつれて、百合根のホクホク食感が恋しくなります。

皆さんは、百合根(ゆりね)と聞いたら何の料理を想像しますか?

私は茶碗蒸しに入っている百合根を想像します。

お手軽で百合根の味を感じたいなら、百合根の天ぷら(かき揚げ)もおすすめです。

シンプルにバター炒めやグラタンに入れても美味しいです♪

目次

百合根は縁起物

百合根は鱗片が重なっていることから、
子孫が繁栄する」「年を重ねる(長生きする)」といった意味をもつ縁起物です。
お正月などの料理やお祝い事の料理で使われるのには、そのような理由があります。

百合根ってどんな野菜なの?

百合根はでんぷんや食物繊維を非常に多く含んでいるので、
ホクホクとした食感優しい甘みがある野菜です。

市場に出回るサイズとしては、2S~3Lサイズとなります。
一般的にはM-Sサイズが多く流通しており、
2L~3Lサイズは一般にはあまり流通しないサイズです。

百合根は北海道のスーパーでも11月頃から販売されます。

百合根を種球から栽培を始めると約6年の月日がかかります。
また、毎年のように畑を植え替えなければいけないなど、
市場に出回るサイズになるまでは多くの年月がかかる商品です。

百合根の3Lサイズが入荷しました(20年10月下旬)
この大きさの百合根は一般にはあまり流通しませんが、
手からはみ出るほどの大きさです。

現在食用とされている百合根は
オニユリ」「コオニユリ」「ヤマユリ」「カノコユリ」の4種類になります。

ユリの種類によっては、強い毒をもっている種類もあるので、
百合の根が何でも食用というわけではないのでご注意ください。

北海道で栽培される百合根は「コオリユニ」がほとんどのようです。

食用とされる百合根4種類
オニユリコオニユリヤマユリカノコユリ

主な産地と出荷時期は?

百合根の主な産地は北海道の真狩です。

昔は全国各地で栽培されていましたが、
百合根は15℃~20℃の冷涼な気候を好むため、
しだいに北海道での栽培が主流となりました。

全国の百合根の収穫量は99%が北海道産で、
内、真狩産が3割ほどを占めています。

弊社でお取り扱いしている百合根も真狩産が主流です。
産地出荷時期
京都産9月~12月頃まで
北海道産11月~2月頃まで

出荷のピークは12月頃となります。

百合根は産地から出荷時に”おがくず”に入って流通します。

百合根の秀品 Lサイズ産地から届いた状態です。

JAようてい 百合根の入数について

3Lサイズ23入
2Lサイズ33入
Lサイズ45入
Mサイズ62入

※お取り扱いする産地によって、入数は前後する場合があります。

百合根の成分について(ホクレン調べ)

百合根成分(ゆで)
エネルギー126kcal0.9mg
たんぱく質3.4g葉酸92㎍
炭水化物28.7gビタミンC8mg
カリウム690mg食物繊維6.0g
七訂 本表編 日本食品成分表より ■㎍は、マイクログラムです。 ■可食部100g当たりの数値

百合根の下ごしらえ

先に根の部分をカットすると鱗片(りんぺん)が剥がしやすくなります。

1.百合根の鱗片を外側から1枚ずつはがしていきます。

百合根の優品Mサイズ優しく綺麗に剥がしていきます。

2.鱗片が茶色くなっている部分があれば、包丁やピーラーで取り除きます。

茶色くなっている部分を→ピーラーで落とせば綺麗になります!

3.剥がし終えたら、水洗いをして汚れを落とせば完了です。

土などがまだ付いていれば、しばらく水につけておきましょう。

百合根の簡単レシピをご紹介!

百合根のバター炒め
炒めれば食感を楽しみながらほのかな甘みとホクホク食感を楽しむことができます。
百合根の天ぷら
加熱することでより甘みが増して、コロモと相性抜群!
ホクホク食感♪

北海道では年明けも販売しているスーパーをよく見かけます。

年明けは販売価格が安くなっているスーパーが多いので、
天ぷらなどおやつ用に買うのも良いと思います。

今年も百合根を食べて年を重ね、良い年を迎えましょう!!